税理士の偉そうな態度が不満!先生目線でむかつく場合さっさと契約切るべし(開業税理士が執筆)

税理士 偉そう
税理士が偉そうなのはなぜ?契約を切るべき?
  • 税理士が偉そうなのってどうして?
  • 偉そうな税理士との契約は切るべき?
  • 優秀な税理士はどこで探す?

顧問契約を結んでいる税理士が偉そうで感じが悪い…

残念ながら、このような声は度々耳にするものです。

偉そうな税理士が相手だと、何かと相談しにくく、顔を合わせるのも億劫なもの。

また、態度の悪い税理士と仕事をすることは、経営にも影響しかねません。

では、なぜ税理士は偉そうになってしまうのでしょうか?

この記事では、偉そうな税理士が生まれる理由や、偉そうな税理士を避けるための選び方などについて解説します。

自社の税理士に不満を抱えている、税理士選びに失敗したくないという方は、参考にしてみてください。

なぜ税理士は偉そうなのか?「イタい税理士」が生まれる理由

税理士 偉そう
税理士が偉そうになってしまう理由は?

1. ひと昔前の「先生ビジネス」を引きずっているケース

税理士は「先生」と呼ばれるため、自分が偉くなったのではないかという錯覚におちいり、

偉そうな言動を取ってしまっているケースがあります。

この場合の「先生」とは、あくまでも職業的な意味です。

にも関わらず、相手より立場が上になったと感じてしまい、自分自身が偉くなったと勘違いしてしまうのです。

特に高年齢の税理士の場合、何十年も「先生」と呼ばれ続けます。

「自分は偉い」と長年思い続けているため、高圧的な態度を取ることも少なくありません。

このように、先生と呼ばれるがために、顧問先に税務や処理の方法を教えてやるという偉そうな態度で接している税理士は多くいます。

いまだに先生面をして上から目線で偉そうに接してくる税理士には、注意が必要です。

2. 自分の苦労を過度に評価しているケース

税理士は国家資格者であるため、難関試験である税理士試験に合格をする必要があります。

資格を得た人は、その苦労ゆえに「自分は特別だ」と勘違いし、自分を過度に評価してしまいがちです。

その結果、偉そうな態度をとってしまいます。

しかしながら、資格を得たというのは、税理士としてはまだスタート地点にすぎません。

スタート地点で偉そうにしていたら、滑稽ですよね。

実績がないにも関わらず、ただ資格を持っているだけで偉そうにしている税理士との契約は避けるべきでしょう。

3.ほぼ公務員の職歴しかないケース

税理士は「国税のOB」も多いため、一度も一般企業に就職をせず、税理士になるという人もいます。

国税従事者は、23年または28年以上税務署に勤務し、指定研修を修了した場合、

税理士試験の全科目が免除され、試験を受けなくても税理士になることができます。

(参考:日本税理士会連合会

この場合、税務署一筋という人が多いでしょう。

つまり、ほぼ公務員の職歴です。

このような税理士は、一般企業に勤めたことはないため、依頼主の立場を理解していないというケースが多く見られます。

また、長年勤めていた税務署でそれなりの立場についていたことから、偉そうな態度を取ることもしばしばです。

極論ではありますが、「国税OBの税理士は顧問として採用しない」と決めておくのも、偉そうな税理士を避ける手段と言えます。

4. 経営者としてなめられているケース

最初は偉そうではなかった税理士が徐々に偉そうになったという場合、

経営者の知識や管理に対する姿勢が原因となっていることがあります。

経営者としてなめられているケースですね。

税理士は、税務や会計のプロですので、少し会話をすればその人のレベルがわかります。

経営者との会話の中で、「この人は知識レベルが低いな…」と認識する場面もあるでしょう。

そういった場合に何がおきるでしょうか?

それは、「管理レベルの低い顧問先は、自分たちが指導をしないといけない」という、上からの目線での対応です。

その結果、税理士の態度がだんだんと偉そうになってしまうことがあるのです。

5. 自社が税理士事務所がターゲットにしている層と外れている場合

税理士が所属する税理士事務所のターゲット層から自社が外れている場合も、税理士の態度が偉そうになることがあります。

税理士事務所は大手になるほど、多数の顧客をもっています。

そんな税理士事務所からすれば、自社は多数のうちのひとつでしかありません。

税理士事務所から「どうでもいい客」と判断されていれば、

普段の対応は税理士の資格をもたない職員がおこない、決算の報告の数十分だけ税理士が対応をするというケースもあります。

必然的に、税理士も偉そうな態度を取ってくるのです。

税理士事務所と契約をして、高い顧問料を払っているにもかかわらず、

そのような態度を取られることは馬鹿馬鹿しくないでしょうか?

自社と真摯に向き合ってくれる税理士はほかにいるはずです。

すぐに契約を見直すべきでしょう。

>>いまの顧問税理士が不満でイライラしている人へ

態度が偉そうでむかつく税理士はさっさと切ろう

税理士 偉そう
偉そうな税理士は契約を切るべき!

結論として、税理士の態度が偉そうだと感じたら、顧問契約を打ち切ってしまったほうがよいです。

その理由は、税理士はいくらでも選ぶことができるからです。

今は、リモートでどこに住んでいても対応が可能です。

クラウドソーシングサイトなどで募集をすれば、すぐに応募はありますし、今より安い顧問料で、優秀な税理士に出会える可能性もあります。

優秀な税理士と出会うことで、企業としてもより成長できるでしょう。

本来、税理士は、会社の会計処理や税務処理だけではなく、お金の悩みについて相談できるビジネスパートナーであるべきです。

経営者は、どれだけ信頼している社員でも相談できない問題があります。

そういった経営者の悩みの受け皿となるのが、税理士なのです。

偉そうな税理士ではなく、本当に信頼できる税理士を選びましょう。

いまの顧問税理士が不満でイライラしている人へ

  • 税理士に払う決算料が高すぎる(20万円以上払っている)
  • いきなり顧問料の値上げ交渉をされてモヤモヤ…。
  • 決算直前なのに、節税対策の提案が何もない…。
  • 担当者がしょっちゅう変わってそのたびにミスをする。
  • とにかく連絡が遅い。なんだかエラそう。
  • 新人や若手の無資格職員にばかり担当される。
  • うちの会社の仕事内容をぜんぜん理解していない…。

 

↑税理士事務所と顧問契約しているけど、

こんなふうにイライラを感じている方、

きっと多いのではないでしょうか。

 

ブログ管理人(自営業)

私自身も副業時代→自営業と、

かなり長いこと税理士とつきあっていますが、

以前にあまりにもストレスがたまったので、

税理士との契約を解除をしたことがあります。

 

現在お願いしている税理士事務所は2社目なんですが、

変更前の1社目の税理士は、

とにかく毎月監査で会うたびにモヤモヤ…でした。

基本的なことでしょっちゅうミスをするし、

とにかく何を聞いてもレスポンスが遅い。

はっきり言って「この程度のサービスに月数万円も顧問料払う価値ないだろ…」と思ってましたね。

ただ、「税理士をいきなり変えたら、税務署ににらまれたりするのかも…?」っていう不安もあって、

なかなか契約解除まではふみ切れてなかったんですよね。

(↑実際には税務署はこんなこと気にもしてないみたいです。それも新しい税理士さんに教えてもらいました)

 

それでもある日、

どうしても「この連中に、貴重な事業資金を毎月払うのは痛すぎる」と限界を感じ、

ついに契約解除の連絡をし、別の税理士に変更しました。

 

今から考えたら、さっさとやればよかったです…。

私たち経営者(自営業者)にとって、

税理士って「自分の財布の中身を全部見せる相手」です。

相性の良い税理士が担当してくれたら、

会社を成長させる最高のパートナーになってくれますが、

そうでない税理士だと、最悪の場合は会社をつぶされることにもなりかねません。

 

ブログ管理人(自営業)

今の税理士にモヤモヤするものを少しでも感じているなら、

別の税理士に変更することも検討した方が絶対に良いですよ。

税理士との相性ってどうしてもありますし、

担当してくれる税理士によって、

アドバイスしてくれる内容がまったく違ったりしますからね。

 

優秀な税理士の中には、

税理士の顧問先の中から得意先の紹介を積極的にやってくれたり、

数百万円単位の節税対策や、

助成金利用を親身にアドバイスしてくれたりします。

特に、節税対策や助成金は「利用できる期限」がかなり厳しく決まっていることが多いです。

顧問の税理士が提案してくれなかったせいで、

本来なら利用できたはずの助成金が期限切れになっていた…。

とかになると最悪ですからね。

(こういうことって普通にあります)

1円でも損をしたくない経営者は、税理士選びはしっかりやりましょう。

しっかり稼いでる優秀な自営業者ほど、

税理士を上手に活用しているものです。

 

わざわざ契約解除したのに、新しい税理士もダメダメ…なんてリスクを避けるために

↓ただ、以下のように感じている人も多いでしょう。

 

「今の税理士に不満があるけど、

今後の経理や税金申告を考えると、

なかなか契約解除まではふみ切れない…。

わざわざ今の税理士と顧問契約を解除したけど、

新しい税理士も結局ダメダメで、

これなら以前の税理士の方がまだマシだった…。

なんて事態になったら最悪すぎるし…」

 

↑こんな感じで不安がある方は、

とりあえず「いろんな税理士事務所を見てみる」のがおすすめです。

具体的には、無料の税理士紹介サービスを活用すると良いですよ。

自社の近所にある税理士事務所からまとめて見積もりを取れるので、

近隣で最安値のところを選べますし、

担当してくれる税理士との相性を確認しながら、

最終的にベストの1社にしぼることができます。

 

ブログ管理人(自営業)

私も以前の税理士事務所との顧問契約解除を検討し始めたときに、

とりあえずこちらの税理士紹介サービスに登録しました。

(無料で使えます)

その後、結局この紹介サービスに今の税理士さんを紹介してもらい、現在に至ります。

 

この手の一括見積もり的なサービスって、

中古車査定とか引越し業社とかで利用したことがあって、

電話連絡がしつこいイメージがあったんですが、

こちらの税理士紹介サービスについては、

そういうしつこい連絡はいっさいなかったです。

(基本的に連絡はメールで、ZOOMリモートで税理士と面談)

↓女性の担当者さんでしたが、

こちらのニーズに合わせておすすめの税理士事務所をメールで提案してくれて、

ストレスはなかったですよ。

 

(税理士紹介サービスとの実際のやり取り)

 

 

 

 

ただし、この手の紹介サービスは「こちら側のニーズ」をしっかり把握してもらわないと、

提案してくれる税理士事務所もミスマッチになりがちなので注意してください。

自社の業種業界や企業規模、

想定している顧問料のイメージなどについては、

サイト内でしっかりめに入力しておくのが良いでしょう。

>>税理士紹介サービスを公式サイトで見てみる

 

最後の最後にお伝えしたいこと(同じ自営業者として)

私たち自営業者は、

どんなに不満があっても、税理士を使わないわけにはいきません。

(副業サラリーマンでも、個人事業主でも、法人化してる社長でも)

「税理士と顧問契約せずに自力で経理をやって、申告も自力でやる…」とかはさすがに現実的ではないですからね。

(↑もしこれ本当にやっちゃうと、税務調査がしょっちゅうくる…みたいな状態になるので注意)

 

それでいて、ヘンな税理士にあたってしまうと、下手すりゃ会社をつぶされます。

そこまでいかなくても毎月顔を合わせる相手なので、

モヤモヤと不満を感じながらやりとりするのってめっちゃストレスですよね。

 

申請期限が決まっている節税対策や助成金を見逃したり、

銀行融資の条件がいきなり悪くなったり…。

みたいな不利益を被ることもあり得ます。

 

ブログ管理人(自営業)

こういう損をしないためにも、

税理士選びは慎重に行うようにしましょう。

(選択肢の候補をたくさん持つことがたいせつ)

 

ひとむかし前までは、

税理士は「友達の社長から紹介してもらう」とか、

「近所で見かけたカンバンのところに依頼する」とかが普通でした。

ですが、ネットで無料で使える紹介サービスがたくさんある現在は、

こういうリスクの多い方法で税理士を選ぶ必要はなくなっています。

税理士紹介サービスは、税理士を何件紹介してもらっても無料です。

少なくとも10社ぐらいは候補を出してもらって、

近隣の税理士顧問料相場をきちんと把握し、

↓ベストマッチな税理士事務所を選ぶようにしましょう。

 

(無料で使える税理士紹介サービス)
税理士 偉そう
最新情報をチェックしよう!