- サラリーマンの仕事ってつまらなすぎる…。
- 仕事に全く興味がない。お金のためだけに割り切って働くのってどうなの?
- こういう働き方って20年後に後悔する…とかある?
仕事に興味は持てないけど、給料をもらうために何とか働いている…。
世の中のほとんどすべてのサラリーマンが、そんなふうに毎日うんざりしながら働いているのが現実だと思います。
興味がなくても仕事はできます。
仕事なんて2〜3年もやってれば慣れてきますし、別に出世をバリバリ目指さないならなんとなくこなしていくことはできるようになるものですよね。
しかし、こうやって「お金のためだけに割り切って働くこと」にはデメリットがあることも知っておいて下さい。
(ひょっとしたら今から10年後〜20年後に後悔することになるかもしれませんよ)
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現役世代の70%は仕事への興味より稼ぎが重要
仕事そのものへの興味より、お金を稼ぐための仕事という意識で働いている人は多いです。
そういった意識は特に若い層に顕著に表れています。
令和5年度に内閣府政府広報室が行った「国民生活に関する世論調査」の概要を見てみましょう。
20代〜50代のうち、70%を超える人が「お金のために働いている」と答えています。
仕事はお金を得るためにするものなので、興味がなくても仕事をするのはおかしなことではありません。
お金のためだけに働くことのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
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仕事に興味がない・お金のためだけに働くことで起こるデメリットは?
1. 職場での評価が悪くなる
お金のためだけに働く、という態度は周りにばれやすく、あなたの職場内での評価、ひいては給料の悪化につながります。
上司の主な仕事のひとつが職場のマネジメントです。
何をしているかよくわからないような上司も、実は部下であるあなたの仕事ぶりをよく見ており、勤務態度を評価しているのです。
私自身のエピソードを例に出します。
私が所属していた一つ前の職場は、とあるメーカーからの業務請負窓口として、そのメーカーに駐在していました。
しかし、正直その職場は私の肌には合わず、毎日死んだ魚のような目をして会社に行っていました。
私の会社のボーナスは、仕事への取り組みなどを評価して同じ等級内でランク付けされます。
上位何%はAランク、その次の何%がBランク、というようなシステムです。
私が前の職場にいた間、Aランクは一度も取ったことはありません。
面談の際、上司に殊勝なことを言ってやる気のないのをごまかしていましたが、やはりばれていたらしく、低評価につながったのです。
一方、私が持っている通関士資格を活かせる職場にいたときは、自分の能力を発揮できるためとても活き活きと仕事に励んでおり、
その間の評価は常にAランクでした。
2. 面白くないことをすることはストレスの原因
いやいややる仕事は、何とか評価を勝ち取れたとしても、ストレスの原因になり、ひどいと鬱につながります。
仕事は生活の1/3の時間を割いて行うものです。
私自身、先ほど書いたように一つ前の職場の仕事が面白くなく、常にイライラしていました。
給料こそ世間一般で言えば悪くない額をもらっていましたが、
駐在していたメーカーとの折り合いがあまりよくなく、非常に苦しかった記憶しかありません。
お金のためと割り切ろうとしていましたが、心療内科通いを続けていました。
いくらお金をもらえようと、健康を害してまで働くことはありません。
3. 自分の存在意義がわからなくなる
さらに、興味の持てない仕事を無理やり続けることで、自分の存在意義がわからなくなるという恐ろしい状況に陥ります。
先ほども述べたように、1日の1/3の時間を仕事に充てているため、
自分ではその気がなくても、心の奥底では仕事を人生の重要なパーツとして捉えているのです。
そのため、興味がない仕事を無理やり続けると、なんで自分はこの仕事をしているのだろうという疑問や、
なんで自分は生きているのかという疑問にたどり着きます。
私のメーカー駐在時代を例に挙げます。
メーカーからの業務請負の窓口は私でしたが、実際の作業は下請けの協力会社に委託していたため、
私の会社はいわゆる「さや抜き」をしているだけだと思っていました。
給料のため、と割り切るように心がけていましたが、自分の会社や自分がしている仕事は何を生み出しているのだろうか、と時折考えることがあり、
自分がいてもいなくてもいいような存在に思えてしまうことがありました。
たかが仕事、と思っていても、人間は意外と都合よく割り切れる存在でもないのです。
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【それでも仕事に興味が持てない人へ】今からとるべき行動指針は?
1. なぜこの仕事をしなければならないのか、深く考えないようにしよう
自分が納得感を得られずしている仕事に対して、なぜしなければならないのかを考えず、
ひとまずはお金のためと割り切って働いてみましょう。
あまり深く考えると、先ほど述べたように、自分の仕事や自分そのものの存在意義について疑問が出てきます。
そうなると、仕事に対して悪感情しかなくなってしまいます。
最初は何のためにしているのか分からなかった仕事でも、会社からの指示に従って進めているうちに、
その意味が分かるようになることも多いです。
私のメーカー駐在時代でも、そのような仕事はありました。
特に会社組織の仕事は、色々複雑に絡み合っている中での一つのパーツとしての仕事なので、
その意義や全体の中での位置づけがどうしても見えづらいものなのです。
無理に自分が行う仕事の意義を見出そうとせず、仕事をこなすことに集中しましょう。
2. ゲーム感覚で達成感を得られるものを探してみよう
つまらないと考える仕事の中でも、ゲーム感覚で達成感を感じられる作業を探してみましょう。
簡単な作業でもかまいません。
目標を立て、その目標をクリアするための道筋を考えながら仕事をしてみるのです。
目標を設定し、そのために何か工夫できないか考えることは、テレビゲームの攻略法を考えることと同じ思考回路です。
会社の仕事ではありませんが、妻の実家の稲刈りの手伝いをする際、私は毎回作業の段取りと無駄な時間の排除を心掛けています。
私が毎回手伝う作業は、物干しみたいな柱に刈った稲をかける作業です。
稲を天日干しにして、自然乾燥させるのです。
その作業の中で、手押し車にいかに途中で落とさずにたくさんの稲を積めるか、どの向きで手押し車を物干しに横付けすればかけやすいかなど、
色々と工夫しながら作業していると、飽きることはありません。
稲刈りの手伝いは1年に1回の作業なので目標設定まではしていませんが、
日々の仕事の場合は目標設定をして、達成できたらさらに次の目標設定をしていけば、自分がレベルアップしている実感がわいてきます。
これは、ゲーム感覚でやっていても、世間でいう「カイゼン」です。
カイゼンは楽しみながらすることができるため、仕事にも楽しみを見出すことができるようになるでしょう。
3. ネットで誰でもできるスキマ時間副業で「自分のビジネス」を持とう
仕事への興味が持てず、ストレスもどうやっても解消できない場合、副業として「自分のビジネス」を持つべきです。
また、副業を行うことで収入源が分散されるので、本業に対する依存度が減り、心に余裕も生まれます。
仕事のストレスに対して、転職という解決方法を考える方もいるでしょう。
しかし、もともと行っている本業の仕事への興味がわかないからと言って、いきなり転職するのは端的に言って愚策です。
興味がない程度で仕事をやめて転職をする場合、ステップアップを狙う転職と違い、収入が下がるのが確実です。
副業をしていれば、本業での異動を待つ余裕も出てきますし、
副業で得たノウハウを本業に活かすことで本業への興味が出るなど、いい影響がもたらされます。
会社側も、社員の副業を通じて本業にノウハウが還元されるメリットを認識するようになり、今は副業解禁の流れです。
ぜひ興味の持てる副業に取り組んで、社会人としての人生を好転させましょう。
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