
- Googleにブログがインデックスされるまでの平均時間はどのぐらい?
- インデックスを少しでも早くするための対処法は?
- 逆にこれはやっちゃだめ!ということってあるの?
ブログやサイトにアクセスを集めるためには、検索エンジン(GoogleやYahoo)にあなたのブログURLを認識してもらわないといけません。
この「検索エンジンに自分のブログURLを認識してもらうこと」を「検索エンジンにインデックスされる」と表現します。
検索エンジンによるインデックスが早くなれば早くなるほど、ブログにアクセスが早く来る可能性が高くなりますから、
ブログ運営者にとって「検索エンジンにいかに早くインデックスしてもらうか?」はとても重要な問題になるわけですね。
では、どうやったらスムーズにインデックスされるのでしょうか?
今回は、サイトや記事がインデックスされるまでにかかる平均時間や、
できるだけ早くGoogleにインデックスされるために試したいことなどをお伝えします。
なかなかブログにアクセスが来なくて悩んでいる…というブロガーさんは、ぜひ参考にしてみて下さいね。
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Googleに記事がインデックスされるまでの時間は?

結論からいうと、新しく立ち上げたブログサイトが、
検索エンジンにインデックスされるまでの期間はおおよそ半年(6ヶ月)ほどです。
新しくブログを立ち上げると、まずはWeb上の情報を集めているプログラム「クローラー」が、あなたのブログについて情報収集を始めます。
(どういうキーワードで記事を書いているか?どういうサイト構成になっているか?など)
その情報収集期間がだいたい半年ぐらいかかるというイメージですね。
ブロガーの大半は半年も継続できずにブログをやめてしまうので、
この6ヶ月間は、Googleさんに「こいつはちゃんとブログをやる気があるのか?」を試されている期間と考えておきましょう。
少なくとも半年間ぐらいは「記事がインデックスされないのは当たり前」ぐらいに考えてブログ運営を行うと良いです。
Googleは「記事の更新頻度」も見ている
インデックスされるためにできることとしては、「記事の更新頻度」を高める事も大切です。
記事の更新頻度を高めることで、
- 情報の新鮮さが担保される
- 記事のリライトによる高品質化
- 定期的な投稿やリライトでライティングスキルが上がる
等の効果が見込まれます。
そうすると、ユーザーに評価されるサイトが出来る可能性が高まりますよね。
こうした流れが出来れば、自然な形でGoogleから評価されます。
まずは半年を目安に毎日更新を目指して、投稿やリライトを続ける事が大切です。
いったんインデックスされ始めると早い
クローラーの巡回頻度の高いブログになれば、
投稿をしてから数日〜数週間程度でインデックスされるようになりますよ。
早ければ、記事を投稿したその日のうちにインデックスされる事もありえます。
半年ぐらいをかけて毎日更新をしていれば、その量は100記事以上になるでしょう。
そうなるとクローラーの巡回頻度も高いサイトに育ち、多くの記事がインデックス登録されます。
「インデックスされる」と「アクセスがある」は別問題
しかし、Googleにインデックスされることと、アクセスがあることはまた別の話です。
アクセスを稼ぐためには、検索結果の上位に表示されることが大事になってきます。
そのためにはコンテンツの品質を高めることが重要です。
つまり、できるだけ多く「読者の悩みを解決できる記事」を作ることが求められるんですね。
初心者ブロガーなら、100記事中5記事くらいがアクセスを稼げる記事であれば順調といえるでしょう。
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ブログ100記事書いたのにアクセス0…な場合にチェックするべきこと

1. キーワード選定が良くない
100記事ともアクセスがほぼ0の場合、まず考えられる大きな要因は、
「キーワード選定が良くない」事です。
検索上位を狙える記事というのは、以下のようにして作成されます。
- ユーザーが検索しがちなキーワードを想定する
- 記事タイトルにキーワードを含める
- タイトルに応じた内容の記事を執筆する
ですが、キーワードにも
- 需要がない(あまり検索されない、検索ボリュームが少ない)もの
- 競合が強い(自治体・企業サイト、有名な個人ブログ)もの
- YMYL(医療・健康・経済・安全など)で権威性や専門性が強いもの
- 自分が詳しくないジャンルのもの(=良い記事にならない)
が存在します。
こうしたキーワードで記事を書いても、時間の無駄です。
キーワード選定に成功するためには?
キーワード選定の失敗を防ぐためには、以下のようなことを試してみましょう。
- キーワードが検索される回数を調べ、少ないものは避ける
- 狙った記事でキーワード検索を実際にしてみて、競合の強さを調べる
- 自分の得意な知識について優先して書く
以上の対処法で、キーワード選定の精度は改善する事ができます。
◇2.「キーワードを狙って記事を書く」ができていない
選定は良くても、キーワードを意識したライティングが出来ていないこともあります。
重要なところにキーワードが含まれていないと、
Googleから記事が評価されにくくなってしまうのです。
キーワードを生かした記事を書くには?
Googleから記事が評価されるためには、キーワードを以下の箇所に含めると効果的です。
- 記事タイトル
- 見出しタグ
- 本文
- メタディスクリプション(タイトルの下にある、コンテンツの概要を説明する欄)
本文中には、自然さを損なわないようにしつつキーワードを積極的に含めましょう。
3.記事の質が悪い・内容が薄い(読者の悩みを解決しない)
記事そのものの内容が弱い事も要因として考えられます。
Googleは「ユーザーの悩みを解決するコンテンツ」を評価するものです。
記事全体を通して、「読者の悩み」を解決することは出来ているでしょうか?
アクセスが0やそれに近い時は、こうした視点が抜け落ちていることがあります。
質のいい記事を書くためには?
「読者の悩みにしっかり寄り添う」ことを心がけましょう。
具体的には、
- キーワードやタイトルから悩みや読者層を分析する
- 検索上位サイトの見出しや内容を参考にする
- 他の記事にはないオリジナルの内容を盛り込む
- 読んでよかった!という実感や気づきのある内容にする
- 網羅的に、かつ適切な情報量を伝えている
さらに、記事装飾が適切か?誤字脱字が無いか?なども確認すれば、なおクオリティは上がります。
コンテンツの質は改善することができるものですので、一つ一つ取り組んでいきましょう。
5. ブログそのもののジャンルがYMYLである
先ほど、記事の選定キーワードがYMYLである場合は検索上位に表示されにくいとお伝えしました。
ブログそのもの、コンテンツそのもののジャンルがYMYLである場合も、そうなります。
YMYL(人の生命や人生に影響を及ぼす)ジャンルのコンテンツは、品質評価がとても厳しいです。
上位表示を占めているのは、信頼性の高いメディアになります。
たとえば、病院や企業といった専門的な組織などですね。
これらに個人のコンテンツが対抗できる余地はありません。
YMYLジャンルのコンテンツを作ってしまったら?
YMYLジャンルのコンテンツでアクセス数を上げるのは、個人では難しい問題です。
自分が作っているサイトのジャンルがYMYLに該当しているなら、
早めに方向転換するのも一つの手でしょう。
4. WordPressの設定ミスをしている
最後になりますが、Googleでインデックス登録されない場合の原因と対処法として、
ブログの設定ミスという可能性もあります。
ワードプレスの設定により、記事をクローラーが認識できていないということです。
- 「noindex」を設定している
- 「robots.txt」でクロールを拒否している
などが、なかなかインデックスされない場合の可能性として挙げられます。
noindexとは、クローラーが記事をインデックスしないようにするためのメタタグです。
また、robot.txtを用いることで、特定のファイルをクロールさせるかどうか指定できます。
これらの設定が原因で、記事がインデックスされないこともありますよ。
WordPressの設定ミスをしていそうなときは?
noindexタグが<head>部分にあれば消します。
robot.txtの中にDisallow:URLと入力されていたら、そのURLがクロール拒否の対象です。
または、Disallow:/と入力されている場合も、
サイト全体をクロール拒否する設定になっていますよ。
- URLや「/」を消す
- robot.txtの中身を空っぽにする
- robot.txtを置かない
などの対処法があります。
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