クラウドワークスは割に合わないからやめた方がいい?ライターでランキング3位だった私が撤退した理由

皆様こんにちは!

元ライターで現在は専業ブロガー(アフィリエイター)の吉田武夫です。

今回は私が一時期、生活費を稼ぐために利用していたクラウドワークスについて書きます。

クラウドワークスは最大手のクラウドソーシングサイトで、

データ入力やライターといった仕事から、プログラミングやコンサルなどの高度な仕事まで、

ものすごくたくさんの仕事が登録されています。

これから副業スタート!な初心者でも仕事を受注しやすいという点は大きなメリットですね。

ただ、クラウドワークスって使い方を間違えると非常にしんどい(割に合わない)働き方になってしまいがちなんです…。

まじめな人ほどドツボにはまってブラックな働き方になりがちなので注意してください。

今回は、私自身が実際に使っていた時に実感していた、

クラウドワークスを使うメリット/デメリットについて書きます。

「毎月、生活費を稼ぐレベルでがっつり使っていた人間」の体験談です。

特にWEBライターに興味がある人は参考になると思うので、ぜひ読んでみてくださいね。

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クラウドワークス内での私の実績(週間ランキング3位)

「ところでお前は誰なの?」と思われる人もおられるかと思うので、

私自身のクラウドワークス内での実績を書いておきます。

私はライターの仕事を受注するのにクラウドワークスを使っていたのですが、

↓一応ライタージャンルで週間3位にランキング入りしたことがあります。

クラウドワークス 割に合わない
(クラウドワークス内での私のランキング実績)

↑ただ、WEBライターって正直そんなにもうからないんで、

このランキングに入ったときでも月収30万円も稼げてなかったと思います。

逆にいうと、ランキング入りするぐらいがっつりやってみた結果として、

「これだけ働いて収入がこれだけでは、さすがに割に合わない…」と感じたのがクラウドワークスを撤退するきっかけになりました。

結果的に、現在はライターからブログにすっぱり切り替え、ライターからは完全撤退しています。

(単純にブログだけで食えるようになってきたということもあります。

いったんブログで稼げるようになると、正直言ってライターとかは割に合わなくてやってられなくなりますので。。。)

 

ブログは稼げるようになるまでは時間がかかるんですが、

稼げるようになった後はものすごく楽で、しかも金額が非常に大きくなります。

最初のステップとしてライターから始めるというのはもちろんありだと思うのですが、

ライターである程度の経験を積んだ人は、早めにブログにシフトしていくほうが良いと思いますよ。

↓※ブログでの収益報告や実績についてはこんな感じで順次アップしていきますので、こちらも参考にしてみてください。

(ライターやってる人はブログも絶対やりましょう!やらないと損ですよ!)

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クラウドワークスを使うメリット(ワーカー目線)

ちょっとネガティブなことから書き始めてしまいましたが、

クラウドワークスを使う価値はちゃんとあります。

↓例えば以下のような点は、クラウドワークスを使って副業することのメリットといえると思いますよ。

1. 仕事がたくさんあるので初心者も受注しやすい

クラウドワークスは、とにかく登録されている仕事の数が多いです。

初心者向けのデータ入力やライター案件〜プロ向けのコンサル案件まで、さまざまな仕事を見つけることができます。

↓この記事を書いている2023年3月時点で1万1282件ありました。

クラウドワークス やめた方がいい
(クラウドワークスには大量のお仕事募集があります)

特に、初心者向けのお仕事はかなり充実している印象ですね。

↓無料登録でお仕事検索は自由に使えるようになりますので、アカウントがまだない人は作っておきましょう(お金がかかるとかはないです)

>>クラウドワークスに実際に登録されている案件を見てみる

2. 現在ニーズのある(単価の高い)ジャンルを知るのに役立つ

クラウドワークスにはたくさんのお仕事案件があるので、

「今の世の中で求められている・ニーズの高い仕事のジャンル」を把握するのに役立ちます。

ごく単純にいって「単価の高いお仕事=世の中のニーズがある仕事」「ニーズがあるのに、それに供給が追いついていない仕事」と考えて問題ないでしょう。

ライターで言えば、最低でも文字単価1円は欲しいところです。

ニーズの高いジャンルで書ける人なら、文字単価2円〜3円みたいな仕事もちゃんとありますよ。

ニーズの高いジャンルを知る方法はカンタンです。

↓検索画面の「報酬額」で「500万円」とか入力して検索かけてみてください。

クラウドワークス やめた方がいい
(クラウドワークスのお仕事検索画面)

ライター向けの案件・プログラマ向けの案件など、

自分が取り組みたいカテゴリごとに表示させることができますよ。

こうやって「世の中的にニーズが高い=単価が高い仕事」から優先で取り組んでいくのがクラウドワークスで稼ぐコツです。

例えば、私がライターがっつりやってた頃は債務整理とか借金返済のライター案件がめっちゃにぎわってました。

初回から文字単価2円〜みたいなライター案件がたくさんあったので、けっこう稼がせてもらった記憶があります。

(現在はSEO状況がガラッと変化しているので、こういう「お金系ジャンル」は案件もかなり減っていますが)

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3. 仮払い制なので「クライアントの未払い・逃亡リスク」がない

クラウドワークスは「仮払い制」で報酬を受け取る仕組みになっています。

まずクライアント側がお金をクラウドワークスに預けるかたちになるので、

「仕事だけさせられてお金がもらえなかった(逃げられた)」

みたいなリスクを避けることができます。

Name

自営業で仕事をしていると、仕事をした後にクライアントがお金を払わずにバックれる…ってあるあるなトラブルです。

クラウドワークスを使う場合、こういうリスクをゼロにできるのはメリットですね。

クラウドワークスでお仕事に募集し、

↓最終的にワーカー側にお金が払われるまでの流れとしては、以下のような感じですね。

  1. ワーカーが募集されているお仕事に応募する
  2. クライアント側から採用の連絡がくる
  3. クラウドワークス上で契約する
  4. クライアントが報酬を「仮払い」する(クラウドワークスにお金を預ける)
  5. ワーカーが仕事を開始し、完了する
  6. クライアントが検収作業を完了する
  7. ワーカーの報酬が確定する
  8. 毎月15日と月末に、クラウドワークスから銀行振込で報酬がまとめて支払われる

ただし、仕事が終わってすぐお金が振り込まれるわけではないので注意してくださいね。

クラウドワークスの入金サイクルは「15日締め→月末支払い」と「月末締め→15日支払い」の月2回です。

これからワーカーとしてお仕事をスタートしたとして、どんなに早くても入金があるのは15日以上後ということになります。

 

4. 評価システムがあるので実績?が一応作れる

クラウドワークスは、サイト内で評価や実績が積み上がっていくシステムになっています。

↓仕事が完了した段階で、ワーカー側とクライアント側の双方で、

相手の仕事ぶりを評価しあうかたちになります。

クラウドワークス 割に合わない
(クラウドワークスで仕事を完了すると、契約相手に評価をつけてもらえます)

もちろん、悪い評価をつけられる可能性もあるのですが、

まじめに仕事をしていれば良い評価をつけてくれる人が多い印象です。

評価が上がると「プロクラウドワーカー」としてバッジがついたりするので、サイト内でお仕事を受注しやすくなるとかはあると思います。

ただ、あくまでもクラウドワークス内での実績なので、クラウドワークス以外の場所で実績としてアピールできるかどうかは微妙ですかもしれません。

クラウドワークスって何?みたいな認識の方が、世の中的には普通ですからね。

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クラウドワークスのデメリット(私がやめた理由)

次に、クラウドワークスを使うデメリットについて。

個人的に、クラウドワークスさんには一時期生活を支えていただいていたので、悪いことはあんまり書きたくないんです。

(ブログで稼げるようになるまで、クラウドワークスでWEBライターの仕事を探して食いつないでました)

↓ただ、実際に使っていた時に感じていたデメリットとして、以下のようなことがあります。

 

1. 別のワーカーと競争になりやすく単価が上げにくい

クラウドワークスで副業している人ってものすごく多いです。

必然的にライバルが多くなりますので、単価競争になりがちなんですね。

(「もっと安くで仕事します!」という人が出てくるたびに、自分の単価も下げられます。このあたりは市場原理なのでしかたないといえばしかたないのですが…)

クライアント側からすると「この人にお願いしたい!」というレベルの人でない限り、単価はどんどん下げたいのがホンネです。

ライターで毎月まともな金額(月収20万円とか)を稼ぎたい場合、文字単価で2円ぐらいの案件を継続的に受注できないと厳しい感じです。

ニーズのある分野で専門的な記事を書けるとか、実際に人と会ってインタビュー記事を書けるとかでないと、この単価はなかなか難しいかもしれません。

文字起こし系の仕事も私がライターやってた時期はたくさんありましたが、

最近はAIが自動で文字起こしをやる時代(YouTubeの字幕とかほとんど自動ですよね)なので、この手の仕事は激減していますね。

 

2. 手数料(クラウドワークスへの上納金…)が高すぎる

クラウドワークスでお仕事を受注した場合、クラウドワークスに対して支払う手数料が発生します。

「システム利用料」という名前で「税込支払額 × 20% × 消費税」で計算された金額が天引きされるのですが、これの負担がかなりでかいんですね。

↓公式ではこういう規約ルールになってます。

各取引の報酬額で

  • 20万円を超える部分については報酬額の5%、
  • 10万円超20万円以下の部分については報酬額の10%、
  • 報酬額が10万円以下の部分については報酬額の20%(消費税別・1円未満切り捨て)

に相当する金額をシステム利用料としてワーカーは弊社に支払うものとします。

第8条 システム利用料及び保証料について

↓具体的な金額でシミュレーションすると、こんな感じになります。

(例)文字単価1円(消費税抜き)で、文字数2000文字のライター案件だった場合

  • 契約金額:2000円
  • クライアントの支払額:2200円
  • クラウドワークスに支払う手数料:484円
  • 源泉徴収税額:204円
  • ワーカーの手取額:1512円

クラウドワークス 割に合わない

↑上の例で言えば、

クラウドワークスに支払う手数料=税込み契約額2200円 × 20% × 消費税 = 484円

というかたちで計算されます。

Name
「1文字1円」だと思って仕事をしても、そのうち4分の1ぐらいはクラウドワークスに納めないといけないわけですね…。

もちろん、クラウドワークスを使うことによってお仕事を受注しやすくなるというメリットがあるので、この手数料は負担すべきコストと考える人もいるでしょう。

(「まじめか…!」と突っ込みたくなりますが…)

ただ、クライアントと直接契約できれば負担しないで良いお金なわけですから、

長く続ければ続けるほど「割に合わない感」が増していくのは否めません。

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3. クライアントとの直接契約や直接連絡が禁止されている

クラウドワークスを使う場合、クライアントとの直接連絡が禁止されるのも痛いです。

上でもみたように、クラウドワークス内でクライアントと契約する限り、毎回クラウドワークスへの手数料が天引きされることになります。

なので、ワーカーとしては「なるべくクラウドワークスを使わずにクライアントとやりとりしたい」のがホンネなわけですが、これはクラウドワークスの規約で禁止されています。

↓クラウドワークスの規約上、

「1回クラウドワークス内で契約したクライアントとは、その後5年間はクラウドワークス内でしかやりとりをしてはダメ」

というルールになっているんですね。

11. 会員又は過去5年以内に会員であった者は、会員又は過去5年以内に会員であった者と、本サービスを利用せずに、直接に本サービスを通じて委託可能な内容に関する業務委託契約を締結すること及びその勧誘をすることを行ってはならないものとします。

第8条 システム利用料及び保証料について

なので、例えば「初回だけクラウドワークスで契約し、その後はクライアントと直接契約する」というやり方はルール違反ということになります。

もちろん、やろうと思えばクライアントとこっそり直接連絡をすることもできますよ。

(具体的には言いませんが、やりようはいろいろあります)

ただ、クラウドワークスの立場で言えば、これをやられると商売がなりたたないですから、

規約違反に対しては違約金というかたちでペナルティを科すルールになっています。

具体的には、規約違反のかたちで直接契約した場合、

↓最大で100万円の違約金をクラウドワークスから請求されるリスクがあります。

違反した場合、(中略)弊社は、利用者に対し、違約金として、当該取引の報酬額に対するシステム 利用料相当額か金100万円のいずれか大きい方の金額(当該取引の報酬額に対するシステム利用料相当額の算定が不可能な場合は、金100万円)の支払いを求めること及び一切の法的措置(金銭賠償請求を含むがこれに限りません。)を講ずることができるものとします。

第26条 規約違反への対処及び違約金等

実際には、ワーカーかクライアントがクラウドワークスに密告しない限りはバレることはない(そんなことをするメリットはお互いにない)のかもしれませんが、

直接契約にはこういう法的リスクがあることは理解しておかなくてはいけません。

 

ライターで月1万円でも稼げたならブログを始めるべき

すでに何度かお伝えしていますが、文章を書くことで食っていきたい人は、

ライターよりもブログをメイン収益にしていったほうが良いです。

もちろん、ブログで収入が発生するようになるまではかなり長い時間がかかるので、

それまでのつなぎとしてライターをやるのはありでしょう(私もそうしてました)

ただ、ライターの仕事は「少しでも早く卒業する」「少しでも早いタイミングでブログに切り替える」

という意識でやらないと、ずるずる行きがちなので注意してください。

(私も結局5年ぐらいは続けてました)

目安ですが、月に1万円でもライターで稼げた人なら、

ブログを始めるために必要なスキルは十分以上に備わっていると思いますよ。

↓ブログを始めるための初期費用のお話をこちらでしていますが、

(先にネタ晴らしすると、ブログはほぼ無料で始めることもできます。しっかり初期投資して早く稼ぎたい人でも5万円もいりません)

少なくとも「文章を書くことを仕事にしてみたい」という人なら、今すぐにでもブログをスタートしたほうが良いですね。

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クラウドワークスははっきり言って割に合わない(特にライターは)

上で私の実績(クラウドワークス内のライターランキングで最高週間3位)もお見せしましたが、

私のときで全国で3位に入るぐらいがんばっても月収30万円も稼げませんでした。

 

はっきりいってライターってめっちゃしんどいです。

ブログと違って「自分が働いた分しか収入が入ってこない」ので、

作業をやめた瞬間に収入ゼロになるのが痛すぎるんですね。

自分自身の記名記事とかで仕事を受注できるレベルの人はまた違うのかもしれませんが、

クラウドワークスで副業レベルでやる人のほぼすべてはそういうレベルには達しないでしょう。

この点、ブログは私みたいな元ヘボライターであっても、月収100万円を普通に狙える稼ぎ方です。

ブログという「モノ書きが最強になれる稼ぎ方」を知ってしまったら、ライターにはもう戻れなくなると思いますよ。

ライターとして月1万円以上稼げた経験のある人は、絶対にブログも始めるべきです。

私のこのブログでは、ブログでお金を稼ぐ仕組みについてガンガンノウハウを出していきますので、よければ参考にしてみてくださいね。

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